特徴

BlueStat™の特徴

当社が開発・提供を行う放射線治療RIS「BlueStat™」は、放射線治療におけるあらゆる情報(治療依頼、計画、照射、統計、治療結果のフォロー等)を一括かつ迅速に管理し、更にそうした情報を電子カルテへオープン化する事が可能な、「放射線治療における情報のハブ」となるシステムです。

BlueStat™」は当社が自社開発したシステムの為、初回導入時には外部装置のインターフェースの開発と帳票の開発等、お客様のご要望に応じたカスタマイズも行っており、勿論「BlueStat™」は日本語に完全対応したシステムでもあります。また、「BlueStat™」はMicrosoft社のSQL Serverを搭載している為、安定したデータベースとなっております。

現在、リニアックおよびTPSとBlueStatの連携I/Fのパッケ-ジ化が実現できています。また、医事会計システムとの会計情報の連携、電子カルテとのWeb連携、およびシステム導入後の開発者によるリモートサポートも標準仕様になっています。

BlueStatシステム図

* DICOMサーバ、Webサーバは標準で実装されています。

より詳細な製品情報をご希望の方は資料請求よりお問合せ下さい。

BlueStat™の運用

放射線治療RISは施設様ごとの業務体系に沿った運用が求められます。治療オーダが業務フローに従って、各周辺機器にスムーズに指示されていくことが特に重要であると考えております。当社が想定している放射線治療RISの運用方法は、データベース運用、Gateway運用、治療情報のオープン化、診断RISとの情報共有に分類され、施設様の業務に応じて柔軟に対応しています。

・データベース運用

BlueStatはクライアント/サーバ方式のデータベースを使用しています。外部装置から取り込んだ患者データ、照射データ、計画データ、画像は各ファイルに保存され、関連するKeyによるリレーションによりファイル間の関係をもたせています。

データベースは業務体系に合わせて、患者管理、スケジュール管理、計画管理、照射管理、病歴管理、画像管理の構成になっています。これにより、照射録統計や病歴統計の機能による各種の統計資料が作成可能となります。

・Gateway運用

治療RISが中継ハブの役割を担った上で、受信情報を周辺装置へ送ることをGateway運用と呼んでいます。例えば、PACSからTPSへのDICOM画像の転送する場合の中継としての運用や、リニアックから受信した照射データのHISや電子カルテへ自動転送などの運用方法があります。

・治療情報のオープン化

治療RISにWeb機能を搭載し、データベース情報をHISや電子カルテにWeb配信して、施設全体で情報共有できる仕組みを、当社では治療情報のオープン化と呼称しています。ただし、患者様の個人情報は重要機密事項であるため、表示・非表示機能をBlueStat側に配備し、管理者がWeb閲覧を制限できるシステムになっています。

・診断RISとの情報共有

施設様の要望に応じて診断RISとの連携や情報共有を行うことができます。日々の治療オーダが診断RISから発生する場合は、特に重要になります。


診断RISと治療RISの違い

放射線科は一般的に診断部門、治療部門、核医学部門に分かれますが、診断部門の検査や撮影の業務で運用する情報システムを診断RIS(RIS)、放射線治療の業務で運用する情報システムを治療RISとしています。
従来、RIS(Radiology Infomation Systems)は、放射線部門全体を統括する情報システムであり、放射線治療に関する情報も一部含まれます。RISは施設様に導入されている放射線機器の種類や導入時期により、システムの構築は病院様ごとに異なります。放射線治療の高度化により、放射線科の情報システムを治療に特化したのが治療RISです。

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